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思い出をうつす水たまり

もしかしたら。。。。

中川貴文の作品「青春18景」シリーズに連なる試作として

描かれたのではないかと思う作品をご紹介します。


bangai 350
中川貴文  (2004?)



卒業の頃。

北陸の三月は、雪が降ったりとけたり。

風景に色は少なく、風はまだ冷たいのです。

けれどもしめった空気のなかに

かすかに春のにおいがします。


水たまりにうつる卒業証書は

高校生のこころのなかまで

うつしているようです。


しみじみとした

いい作品だなと思います。







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  1. 2013/03/07(木) 23:19:22|
  2. 青春18景展示室
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  4. | コメント:0

ちいさな絵

GON企画は、ただいま絵の勉強中です。


まったく初めての経験で、はじめたばかりです。
(といっても、時間だけは経っていますが。。。)


GON企画は、中川貴文の作品を展示したり
できれば、今後画集を編んだりもしていきたいと思っていますが
自分の作品でないものに関わるには、
それなりのちゃんとした姿勢が必要だ、と思ったからです。


それには、まず実際に絵を描いてみることがたいせつだ、と思いました。
今、京都造形芸術大学の通信教育で学んでいます。
日本画ってどうやって描くのか。。。。
やってみて初めてわかることばかりです。


中川貴文の「月あかり」を先生がはじめて見せてくださったとき
(それまでこの作品がのこされていることを知りませんでした)
「まったく指導していません」と言われた意味がわかりました。


☆     ☆     ☆


歩みはとっても遅いのですが、ここで学んでよかったと思うことが
もうひとつあります。
それは、実際に絵を描くことだけでなく
美術史や他の芸術分野についても幅広く触れることができるからです。


美術史については、高校で世界史をとったときに
受験勉強の暗記事項のオマケについてくる程度にしか
触れることがありません。
ですから、やっぱり最初はそんなイメージでした。


ところが!その奥深さをはじめて知りました。
まだほんの少しのぞき見している程度ですが
美術史を学ぶことは、人間の歴史そのものを学ぶことと同じだ
と言ってもいいくらいだということがわかりました。


大きな画集の図版は図書館で見るだけで家に持って帰れませんが、
コンパクトになった美術史の本なら家でも見ることができます。

そんな本のなかの一冊に、こんな言葉がありました。

「世界美術史」(メアリー・ホリングワース著/中央公論社)
 監訳者 木島俊介氏の序文より



☆     ☆     ☆




今、私たちには二つの実体だけが分かっている。
私たちの内側にあるものと外側にあるものとである。

前者は心であり精神生活である。
後者は自然であり宇宙である。

ある美術史家がいみじくも語っているように、
両者の間には絶望的なまでの違いがあるように見えている。

つまり、私たちの外側にあるものは空間のなかで処理されるように思われるのに対して
私たちの内側にあるものは時間のなかで意味を持つように思われるということだ。
無辺に広がっている世界と、限られた時間のなかに生きている人間。


そして、言葉は次のように続きます。。。


ある広大な風景を、
たかだか数十センチの画布のなかに描きとろうとしている画家は、
この世界から空間を切り取り、形を整えることで
一枚の絵を作成しているのではないのだ。

ここには限られた時間のなかに生きている
一人の人間の命の証が込められ、
さらには、彼の経験や記憶のなかにとどめられた
過去の長大な時間や未来に向かってのヴィジョンも込められる。




DSC07842_350.jpg
中川貴文 ≪青春18景≫ “空も飛べるはず” 2003(17歳)


大きな絵は、それだけで迫力があり
「すごいな~!こんな大きな絵、どうやって描くんだろう」
とこれまで思っていましたが
実際にやってみると、小さな画面のなかにひろがりを持たせ
ひとつの凝縮された世界を創り出すのは
とてもむずかしいということもわかりました。


14、8㎝×10㎝という、ポストカード大の
ちいさなちいさな画面に
どれほどの、はるかな想いがつまっているのか
感じられたらと思います。







  1. 2012/12/07(金) 11:40:01|
  2. 青春18景展示室
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この絵見たことある!  その2

「福田平八郎と日本画モダン」展で

正井和行さんの「流水」を見て

「この絵見たことある」と思った話しをしましたが

中川貴文の絵も何度かそう言われたことがあります。


まず「マンドリル親子」!

400マンドリル親子
中川貴文 ≪マンドリル親子≫  2006 (20歳)


なにかの話しの流れで、貴文の作品を紹介していて

「マンドリル親子」のDMを見せると

「この絵見たことあるな~」と言われる方に

何人も出会いました。

そして、たいてい

「どこで見たんだろう??」と言われます。

どこで見てくださったんでしょうね。

でも、この絵は芸大の友人が

とてもインパクトのあるDMに仕上げてくださって

ブログに掲載してくださった方もあるので

どこかで見てくださったのかもしれませんね。

とてもうれしいです。


そして、もうひとつ

「この絵見たことあるな~」によく登場するのが

青春18景シリーズのなかのコレ。

スノー・デイズ・ストーリー
中川貴文 ≪青春18景  スノー・デイズ・ストーリー≫ 2002-2003 (17歳~18歳)


「スノー・デイズ・ストーリー」です。

この絵は、昨年末のブックカフェ・ゴドーさんでの

DMに掲載しました。

あと、田島征彦先生との出会いの新聞記事のときに

掲載されました。



「この絵を見たことがある」という

ある男性の方とお話ししていたときのこと。



「どこで見たかな~。。。え~と。。。

 あっ!! NHKの日曜美術館かな!

 アートシーンで紹介されてなかった?」


「えっ!!」


そ、そんなことほんとにあったら、うれしいです~!!


「この雪の感触の感じとかすごくよく出てるって

 日曜美術館で言ってなかったっけ?この足あとの描き方とかさ。。。

 オレが自分で言ってたのかな?」



。。。。。。。



でも、もしかしたら、それはね。

そう言ってくださった方自身の

青春時代の記憶のひとこまなのかもしれません。

その思い出が、貴文の絵のなかに見えたのかもしれません。

それが「見たことある!」につながったのかも。。。

だったら、作者もこんなにうれしいことはないですね!



もちろん、日曜美術館もいいですけど。。。



いつか、ほんとになりますように!!





 




  1. 2012/07/17(火) 17:48:32|
  2. 青春18景展示室
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≪青春18景≫展示室   ポケットマネーの青春


ポケットマネーの青春

青春18景 ポケットマネーの青春 2004 水彩 14.8×10.0








  1. 2011/07/07(木) 12:08:58|
  2. 青春18景展示室
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≪青春18景≫展示室  落陽線

rakuyousen.jpg


青春18景  落陽線 2004 水彩 14.8×10.0



  1. 2011/04/15(金) 21:44:20|
  2. 青春18景展示室
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